2006年7月31日。

運命のエステデビューの日。

夜7時に受付に行けば良いとのことだ。
緊急時の電話番号と、住所を控え、ネットで、おおよその場所を確認しておく。
駅から近いので分かるだろうが、行ったことのない場所。どんなところだろうか。

2時間半くらい、のんびりと、おくつろぎください、と言われていたので、7時からだと終わるのは10時近くなるかもしれない。そこから家までは2時間くらいかかるから食事はどうしようか。

空腹で、腹がなるのも恥ずかしいなと、余計なことも考えつつ、昼食をしっかりととり、エステへ行く前に、アミノバイタルゼリー発汗バーンというので、空腹を補う。ついでに、エステの効果アップも期待してだ。

仕事を終え、ちょっと早めにエステのある駅へ行く。初めての駅だ。JRを降りると私鉄との乗換え口があり、その上は、私鉄の会社が経営する駅ビルのショッピングセンターになっている。まだ、多少早いので、ショッピングセンターのトイレに行く。

全く知らない世界を体験するので、妙な緊張感がある。
カードか免許証のコピーを取られそうになったら、断固拒否して帰ってこようとか、何かあったら毅然たる態度で拒否しようとか、マイナスなことばかり考え、足取りが重くなる。

やっぱりやめようか?!

そんなことを考えながら、駅の階段をおり、どこだろうかと前を見る。建物の9階なので、結構高い建物だ。20メートル先にいきなり、それらしき建物発見。入り口の案内表示を見るとビル名が同じ、9階、最上階だったが、エステの看板もあった。

どうしようかと、最後のあがきをするどころか、もう着いてしまった。有名なかつら屋さん、英会話教室、コンタクトレンズ屋さん、サラ金、などが入る、いわゆる雑居ビル。

時刻は。7時10分前、ビル1階のロビーには、イスとテーブルがある。そこで、時間調整しようかと思うが、余計なことは考えずに、一気に突入。何も考えないことにする。エレベーターに一人で乗り、9階のボタンを押す。そして、9階に到着。エレベーターのドアが開くと、そこはエステ。